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腰椎椎間板ヘルニア

原因
 
 症状
この病気は脊椎に外的なストレスが加わり、脊椎間のクッション材の役割を担っている椎間板の中に位置する髄核というものが潰されて、外に飛び出して神経を圧迫することにより、痛みや痺れを引き起こす病気となります。不良姿勢での作業やギックリ腰からも起こりますが、一つの原因ではなく、さまざまな因子が影響を及ぼします。肉体労働や喫煙などの環境因子や遺伝的因子の影響があるといわれている一方、スポーツとの関連は不明です。  好発部位は腰椎の4番と5番の間、腰椎の5番と仙骨部の間となります。ヘルニアが発症している椎間板は多くの場合、老化による変性を起こしています。変性した椎間板は弾力がなくなり、脆くなった椎間板内の髄核がはみ出して背骨の内側を通る馬尾神経を圧迫するため、腰痛や下肢の痛み、痺れなどをきたします。多くの場合は手術ではなく保存療法(リハビリ、薬物療法、神経ブロック)となりますが、再発も多い疾患ですので日頃のケアがとても重要となります。
   
 当院での施術例
   
     
 レーザー治療器   はり治療   プロテック
  

筋膜性腰痛症

原因
 
 症状
ヘルニアや脊柱管狭窄症、椎間板症などと違い、骨や神経の異常でなく、腰周りの筋肉が過緊張な状態で起こるこの疾患は、腰痛の中で最も多いものとなります。
長時間の運転や、同じ場所に立っての作業となる販売員やレジ店員などに多くみられます。
セルフケアとしてはウォーキングやストレッチなど、普段使えていない筋肉を動かしてあげることが予防にもつながります。
 軽度の症状では、腰周りの重だるさや張りを感じる程度で、腰痛体操やストレッチなどで改善することもあります。
急性で強い痛みを伴なう際には、筋肉に炎症を起こし、わずかな動作でも困難になります。このようなときはアイスノンや保冷剤を使いアイシングで炎症を抑えます。時間は10~15分くらい、間隔は30分開けてください。むやみに温めたり強いマッサージなどの間違った処置で、かえって症状を悪化させてしまう方もみられますので注意してください。
   
 当院での施術例
   
     
 微弱電流治療器  筋膜リリース治療器  プロテック
  
腰椎分離症・すべり症

原因
 
 症状
腰椎一つ一つの関節を構成している椎間関節の椎弓部が割れてしまう(分離する)ことによって、前後に離れてしまう状態を"腰椎分離症"といい、さらに椎骨が前方に滑ってしまう状態を"腰椎すべり症"といいます。
すべり症には先天的な骨形成に問題がある"形成不全性すべり症"、成長過程の10代の子供の激しい運動で起こる"分離すべり症"、閉経後のホルモンバランスの異常によって骨の変性が起こる"変性すべり症"の3タイプに分類されます。
手術などを要する重症例は"変性すべり症"に多く、神経の圧迫を解放させる"除圧術"や腰椎にスクリューを差し込み、正常な椎骨とつなぎとめる"腰椎固定術"が代表的なものとなります。
 学生のスポーツでまず最初に疑うのはこの疾患となります。腰椎が分離することで連結する周囲の腰椎とのつながりが不安定になる為、腰を後ろへ反らせたり、長時間立位での作業で腰や臀部、大腿部に痛みや痺れなどが出現します。しかし腰椎が分離していても必ず症状が出るわけではなく無症状のままスポーツを続けている方もいます。
分離症の症状を放置して安定性が完全に失われた状態を"腰椎分離すべり症"といいます。進行したこの状態では、長時間の歩行で腰や足に痛みと痺れが出やすく、少し休むと軽減する"間欠性跛行"といった症状が出ることもあります。
基本的にはコルセット着用で、運動の休止となりますが、重症化すると腰椎の固定術なども検討されると思います。
 
 当院での施術例
   
     
 微弱電流治療器  はり治療 プロテック
  
  
 
脊柱管狭窄症

原因
 
 症状
横向きで寝ていると症状は落ち着いていますが、起き上がることができなくなってしまうような強い症状で受診される方もいらっしゃいます。身体をまっすぐにすることも、歩行も困難なため、トイレや食事などの日常生活にも支障をきたします。初期ではほとんどの場合、炎症を起こしているため、むやみに温めたりマッサージなどはせず早めに医療機関を受診して下さい。  腰の張りや痛み、鈍重感などに加えて足への痛みや痺れを伴ないますが、歩き出すと症状が強く出現して、前かがみですこし休息をとるとまた歩けるようになる"間欠性跛行"がこの病気の独特な症状です。前屈時に症状が出やすいヘルニアとは異なり、後屈時や椅子から立ち上がる動作で痛みが出やすいのも特徴です。
軽度ではリハビリや投薬、重度になると内視鏡下で椎弓を切除して、肥厚した靭帯も切除して神経の圧迫を取り除く方法と、それに加えて上下の骨を癒合させる方法もあります。
   
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椎間関節症

原因
 
 症状
腰椎椎間関節は椎骨の後ろ部分の左右両方に突き出た突起となります。椎間関節症は加齢や過度な負担がかかったり、尻もちをついたことによる圧迫骨折などが誘因となり、関節軟骨の変性から椎間板が狭くなることで椎間関節に炎症が起こり痛みを生じます。
 椅子から立ち上がろうとする動作、前屈時から背中を正そうとする動作、腰の後屈動作などの縦方向動作のほか、ゴルフスイングやバットスイングなどのねじり方向の動作でも痛みを伴うことがあります。そのほかにも腰椎周囲の圧痛や起床時に強い痛みを訴える方もいらっしゃいます。
椎間板ヘルニアや狭窄症のように足への神経症状はあまり認められませんが、椎間関節症と筋膜性腰痛症が急性腰椎症(いわゆるギックリ腰)の大部分を占めますので、痛みが鋭く動けないような強い症状となることもあります。
 
   
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急性腰痛症(ギックリ腰)

原因
 
 症状
ギックリ腰は年齢に関係なく若い方にも多くみられます。高いところからとびおりた瞬間や、急激な動作の切り替え時、重量物を持ち上げた際などに突然おこりますが、慢性的に腰へ負担をかけるような生活を送っている方は、筋疲労が蓄積されており、くしゃみや不意の僅かな動作で発症してしまうこともあります。急性の腰痛症から椎間板ヘルニアに移行することもありますので注意が必要です。  横向きで寝ていると症状は落ち着いていますが、起き上がることができなくなってしまうような強い症状で受診される方もいらっしゃいます。身体をまっすぐにすることも、歩行も困難なため、トイレや食事などの日常生活にも支障をきたします。初期ではほとんどの場合、炎症を起こしているため、むやみに温めたりマッサージなどはせず早めに医療機関を受診して下さい。
   
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微弱電流治療器  はり治療  ハイボルテージ&超音波治療器
  
 
  
  
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