妊娠中の女性は、ホルモンの変化や体重増加、姿勢の変化などにより、腰痛、肩こり、股関節の痛み、足のむくみなどの症状が出やすくなります。特に腰痛は重心の変化に伴う骨盤や背骨への負担が原因で発生しやすく、日常生活に影響を及ぼすことも多々あります。
当院での施術は、妊婦さんの身体の負担を極力減らすため、電気刺激は一切おこなわずに、施術は横向きと仰向けのみでおこないます。ソフトなマッサージで筋緊張を緩和させた後、筋膜を緩める筋膜リリースなどの手技治療、また、症状の強い方には鍼治療もとりいれることによって、腰痛をはじめとするさまざまな不定愁訴に対応しております。
妊婦のみなさまには、心身ともに良い状態で出産を迎えていただいております。 |
妊娠中には体内で分泌されるリラキシンというホルモンの影響で骨盤の関節は柔軟ですが、産後はその柔軟性が徐々に失われていくため、骨盤を正しい位置に戻すことがとても重要となります。歪んだままの状態で骨盤が固まってしまうと、腰痛や股関節痛、尿漏れや不良姿勢などの原因になることもあります。
当院では産後の骨盤を無理なく整えられるSDマットを導入しております。人の身体はとても楽に感じて寝ている際にも、実は多くの筋肉に負担がかかっているのです。SDマットは体幹、股関節、膝関節の最も緩む角度に作られた特殊なマットで、施術前に約30分このマットの上でお休みいただくことで、その後の施術がとてもソフトな刺激で骨盤を正常な位置に取り戻すことができるのです。 |
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